小指の爪を侮るなかれな4/13
すごくかわいいけれども
私の足とはことごとく相性が悪いのか、絶対に足が痛くなって歩けなくなるか、どこかしらを負傷するフラットシューズがある。
デザインが好きで、色も素敵
甘めな色味と女性らしさを感じるフォルムなのに、スタッズがついてるおかげで甘くなりすぎないところがとてもツボ。
でも、現実としてこれを履いて歩くのは5-10分が限界……。
履いた瞬間に数分後には足が痛くて歩けなくなる時限装置付でも搭載されてるのかと思うほど、クィーンオブ反抗期な靴だった。
それでも
“いつかどうにかなって、快適に履けるようになるのでは…”
という淡い期待を捨てることができず、何年もシュークローゼットの中で過ごしてもらっていたクィーン。
その月日の間に、我が家には靴を快適に履くためのグッズが増えた。
中敷だったり、踵の部分に貼れるクッション素材、つま先に入れるクッションもあるし、足への負担を和らげる?色々な形のシリコン素材のものまでラインナップが充実し
(これをちゃんと組み合わせたら、家にあるどんな靴も心地よく履ける気がする……。)
と、ある日突然に謎の自信と挑戦力が湧いてきて
我が家にある、人見知りが激しめで触れる者みな傷つけまくる靴達との距離感を見直してみることにした。
インソールも、全長タイプと踵タイプで試してみたり、厚みを変えたみたり。クッションをつける位置を研究してみたりした結果
何足かの靴とは、適切な距離感をみつけることができた気がして
“これは私、やったわ✨✨”
と達成感に浸ったあの日が懐かしい。
そこからやがて春が来て、バレエシューズ🩰のマイブームも再度到来。
今こそついに、あのクィーンとの距離感の確認をすべきだと
近所の薬局まで出かけてみた。
まず、踵は快適。
今までみみず腫れしてたのが嘘かのように快適だった。
感動で脳内小躍り。
でも………その数分後どんどん足の指側の違和感が増えてきて、窮屈感と痛みに変わっていってしまい
何度か靴を脱いで、指を休ませながら帰ることに。゜゜(´□`。)°゜。ワーン!!
クィーンやはり恐るべし。
そして、夜になり
寝ている時に小指の爪に異変が起きて、痛みで目が覚めた。
フラットシューズで歩いてる間に少しずつ爪に負荷がかかって脆くなってきたところを、お布団か何かでひっかけたのかな?
そして、朝着替えてる時に更にがっつりとひっかけて
現在、小指の爪が半分ちょっともげている。
中途半端に繋がっているので、神経が通っている部分もあって爪に振動が伝わると地味に痛い。
でも全て剥がす勇気なんてない。
バンドエイドで動かないようにしてみることで精一杯。
普段、意識することもない小指と小指の爪だけど
負傷して知ったよ、意外と負荷がかかっていること。
地味に歩く度に、指と爪の存在を痛みという形で主張してくる。
侮れないぞ小指。そして、小指の爪。
そんなことを長々と語りたくなった、4/13。
流石にもう、あのフラットシューズは諦めようと思う……。
おさるのジョージのバンドエイドを使えることだけが喜び。゚(。ノω\。)゚。