
七日七日というもの
身内に不幸があった。
もう少し一緒に過ごせる時間があったらなぁ、という勝手な思いと
もう苦しくないんだよね、痛くないんだよねという安堵の気持ちと
まだ会いに行けば笑顔で迎えてくれる気がしてしまう感覚と。
色んな気持ちが入り混じっている。
田舎なのもあって、七日七日を毎週しっかりとやるのでなんだかこのところずっと忙しない。
母が亡くなった時は海外だったので、まともに弔いができなかった気がするんだけど(悲しみとショックが大きすぎて、記憶がいまでも曖昧だったり抜け落ちてるけど、そうだったはず)
父の時は日本だったので、自分なりに日にちを決めて、七日七日をした記憶がある。
ただ、そんなに親戚を呼ぶとかはしなかったし
お寺に行って、お経を読んでもらって、お墓を参って終わりだった。(それでもお供えを準備して、毎週1時間ちょっとかけて行くのはしんどかったけども💦)
それしか知らないからか、今回の七日七日は色々な違いに戸惑い、驚き、正直疲弊している。
土地柄も宗派も違うんだから当たり前なのかもしれないけれど
知らないこと、わからないことばかりで精神的にも肉体的にも消費がすごかった。
自宅でやる七日七日なので、来てくださる方や御院さんへのお茶の準備やお茶菓子の準備が必要で。
でも出すタイミングも、どの位置から出すのか、どこに置いたらいいのかもわからない。
お経も聞き覚えのないものだし、いつが終わるタイミングなのか、どこでお茶の準備をするのがベストなのかもわからずあたふたしてばかり。
来てくださる人数も多いからポットのお湯も沸かし直さないといけなくて、そのタイミングも難しかったりして………
七日七日のうちの何回かは甥っ子という助っ人ができたりした時もあったけど、基本は1人でそれを乗り越えなきゃいけないことの方が多く
プレッシャーと闘う七日七日になっている。
ちゃんとしたいのに、うまくできなかった時の悔しさとか
今回仕方ない状況なんだろうけど、誰とも分かち合えずに1人で色々とやらなきゃいけない、不安感とかプレッシャー
そんなこんなでヘトヘトなこの頃。
回数を重ねていく毎に対策もとれたり、お助けグッズが増えたりもしたから少しずつ、進歩はしてると思うけど
寝ても寝ても、疲れが全然取れないのはなぜなのか。
大人数が苦手なのも大きいのかな。(なにせ人と仲良くなりたいけど、人が苦手)
法要が終わってからも家の中の片付けだったり、ご飯の準備、おやつの準備とか
畑のお手伝いとかも(これは役立たずなのでほんの少しだけど💦)してたりするから、それの蓄積もあるのかもしれない。
週のうちの2、3日のことなんだけど、体力的にも精神的にもヘロヘロ。余裕なんて全然残っていない。
そんな自分の不器用具合にため息ではありますが、無事に七日七日を終わらせて、笑顔で見送れたら良いなぁと心から思っているのです。
踏ん張れ私。
写真は毎週収穫しては持って帰るみかん。
そして、黒豆のえだまめ?さん。
黒豆の方は前回が最後だったけど、自分で収穫したのもプラスされてどちらもとても美味しい。

前にいただいたカボチャは、スープにするのが1番美味しかった✨✨

たくさんのお野菜やお米を作ってくれて、ありがとうございました。
感謝を込めて、いただきますとごちそうさまでした。
